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 コーヒー  

 

予習・復習ドリル

●3択式10問 解答・解説付き


翻訳機能使用可(全言語対応) 

🟪 項 目(リンク)

コーヒー基礎知識 インスタントコーヒー インスタントコーヒーのおいしい淹れ方 レギュラーコーヒーの種類 コーヒー豆のほぞんほ方法 コーヒー豆の味わいとタイプ 主なコーヒー豆の銘柄 コーヒー豆の焙煎コーヒー豆の挽き方 ドリップ式とエスプレッソ式 ブレンド・アメリカン・カフェオレ ウィンナー・水だし・アイスコーヒー エスプレッソコーヒー スチームミルクとフォームミルク カフェラテ・カプチーノ・マキアート フラットホワイト・カフェモカ・アメリカーノ エスプレッソコーヒーのクレマ・ボディ・ハート ラテアートのコト アイリッシュ・ウィスキー ハンドグリップとコーヒーメーカー コーヒー用の砂糖 コーヒー用のミルク サードウェイブとスペシャリティコーヒー バリスタのコト

   バリスタメッセージ

 

日常にリラックスと集中をもたらす癒しのコーヒー
その豊かな香りと多様な味わいを楽しむ知識を深めよう

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   コーヒーの基礎知識

 

🟪 コーヒーは世界中で飲まれている飲み物で、淹れる時の形状は、焙煎後に挽いて粉状にしたレギュラーコーヒーとその抽出液を乾燥・粉状にしたインスタントコーヒーの2種類があります。
コーヒー豆は、コーヒーベルトと呼ばれる赤道を中心に北緯25度から南緯25度の間で、標高1200~2500mの高地、年間平均気温20~24℃の世界約70ヵ国で栽培されるコーヒーの木になる「コーヒーチェリー」と呼ばれる果実の種子を焙煎したものです。
コーヒーの木は日本では栽培されておらず、全量を輸入(輸入量世界第3位)に頼っています。
🟪 世界で販売されているコーヒー豆の原料の品種は、アラビカ種とロブスタ種の2品種です。
【アラビカ種】
全コーヒー生産量の約6割を占め、風味、香りともロブスタ種に比べて優れていて、世界的に著名なブランドはすべてアラビカ種です。
【ロブスタ種】
全コーヒー生産量の約4割を占め、アラビカ種に比べて、風味は劣りますが、病気に強く、カフェインを2倍含むため、インスタントコーヒー・缶コーヒーの原料に使われ、濃くて、苦味が強いことから、レギュラーコーヒー・アイスコーヒーにも使われます。

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➊ 赤道 ➋ 北緯25度(北回帰線) ➌ 南緯25度(南回帰線) ➍ ハワイ ➎ メキシコ ➏ ジャマイカ ➐ グアテマラ ❽ ホンジュラス ➒ コスタリカ ➓ コロンビア ⓫ ペルー ⓬ ブラジル ⓭ インド ⓮ ベトナム ⓯ スマトラ島 ⓰ ジャワ島 ⓱ パプアニューギニア ⓲ エチオピア ⓳ ケニア ⓴ タンザニア ㉑ コーヒーベルト


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インスタントコーヒー

 

🟪 1杯当りの価格は、レギュラーコーヒーも手頃な商品が充実しているため、インスタントコーヒーと大きな差はありません。
手軽にサッと飲むならインスタント、風味にこだわったり、様ざまな味を楽しみたいならレギュラーと、TPOに応じて、使い分けをするのがお薦めです。
どちらのタイプも淹れ方によって味わいが変わり、よりおいしくなる淹れ方があります。
特にレギュラーコーヒーは、淹れ方を間違えるとまずいものになってしまいます。

 

 

 

インスタントコーヒーの種類

 

フリーズドライ製法とスプレードライ製法の2種類があります。

 

製 法


フリーズ ドライ製法

(真空凍結乾燥法)

 

コーヒー液をマイナス40℃以下で凍結させた後、細かく砕き、真空状態にして水分を蒸発させる製法です。
スプレードライに比べ熱を加えないため、風味や香りを保ったまま粉末化できますが、価格が高めで、粒が大きいため、溶けづらい特徴があります。


スプレー ドライ製法

(噴霧乾燥法)

コーヒー液を霧状にして、熱風で水分を素早く蒸発させる製法で、粒が細かいパウダー状になります。熱を加えるため、スプレードライに比べ風味は劣りますが、価格が安価で、粒が細かいため、水や牛乳に溶けやすく、カフェオレなどにお薦めです。

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インスタントコーヒーの

 おいしい淹れ方

 


80~90℃のお湯で淹れるべし

※ レギュラーコーヒーの場合90~95℃

☕ 沸騰したてではなく、少し温度が下がった80~90℃のお湯で作ることで、コーヒーのおいしさを引き出すことができます。
ホットコーヒーの飲み頃の温度は70℃前後となっています。
☕ インスタントコーヒーは、カップの中へ直接お湯を注いで作るため、カップを事前に温めておかなくても、飲み頃の温度で作ることができます。
(レギュラーコーヒーの場合温めておきます)

 


まず、粉をスプーン1杯の水でよく練ってからお湯を注ぐべし

☕ 水で練ることによって、ダマに(粉っぽく)ならず、コーヒーがお湯に溶けやすく、まろやかになり、香りも良くなります。騰したてではなく、少し温度が下がった80~90℃のお湯で作ることで、コーヒーのおいしさを引き出すことができます。

 


        水でよく練る

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  レギュラーコヒー

 

🟪 レギュラーコーヒーは焙煎したコーヒー豆を挽いた粉(または豆そのもの)のことで、商品としては、豆タイプ・粉タイプ・ドリップタイプの3種類に分かれます。

タイプ

特 徴

豆タイプ

豆の状態で販売されている商品で、 コーヒーミルを使って、好みの粗さに 挽いて、コーヒーを淹れることができ、本格的な風味を楽しむことができます。コーヒーは挽いてから時間が短い程、 本来の風味を味わえます。

焙煎の度合、挽き方( 粒の大きさ) で味わいが変わります。

粉タイプ

最も一般的で、コーヒーメーカーや ドリッパーにセットし、紙フィルターを使って抽出することで本格的なコーヒーを楽しめます。

色々な種類から選ぶことができ、同じ品質であれば、ドリップタイプよりも安価です。

ドリップタイプ

最も手軽に淹れられるタイプで、1杯分の粉がドリップパックに入っていて、カップにセットしてお湯を注ぐだけで、インスタントでは味わえない粉タイプコーヒーの味を楽しめます。

小分けのため、価格は粉タイプより割高です。

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「コーヒー豆は香り生鮮食品」
    ~適切な保存が大切~

 

豆や粉は、腐ることがなく、品質劣化は目で見て分かりませんが、その香りと風味はとても繊細で、空気・温度・湿度による影響を受けやすく、香りは、想像以上のスピードで失われます。

賞味期限内に使い切るよう心がけましょう。

☕ 未開封のもの
常温保存(冷暗所)で問題ありませんが、すぐ飲まない場合は、冷凍保存します。

☕ 開封したもの
冷蔵庫(又は冷凍庫)で保存

【冷蔵庫(冷凍庫)保存の注意点】

❶ 豆や粉には他の食品の臭いが移り易いため、必ずフリーザーバックなど密閉容器に入れ空気を遮断します。

❷ 冷蔵庫から出した時、いきなり開封すると結露で豆や粉が湿気ってしまうため、常温に戻してから開封します。

 

香りの鮮度が命
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 コーヒーの味わいとタイプ

 

自分の好みのコーヒーを選ぶにあたって、まず、そもそもコーヒーの味は何によって感じるのか、その要素を知ることが必要です。

☕ 香り
香りは味覚に大きく関係していて、香りが好みかどうかがコーヒーの味を大きく左右します。

☕ 酸味
コーヒーでフルーティーという表現は、果物のような酸味があることで、味のアクセントになります。
「レモンのような強い酸味」や「オレンジのような甘さを備えた酸味」などと表現され、酸味と苦味、香りが混ざりあって味が複雑に変化します。

☕ 苦み
苦味は酸味や甘味に加わることでコーヒーの風味に深みが生れます。
特にスペシャリティコーヒーの豆本来が持つキレのある苦味はそのコーヒーの複雑な風味の重要要素です。

☕ コク
コクは、「深み」や「余韻」の元で、どれだけ味わいがしっかりしているかを指しています。

 

スッキリタイプ

適度な酸味があり、苦味・コクが少なく、スッキリしていて、落ち着いたタイプ

バランスタイプ
苦味や酸味のバランスが取れていて飲みやすい一般的なタイプ

重厚タイプ
酸味は少なめで、しっかりした苦味とコクがある重厚なタイプ

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 主なコーヒー豆の銘柄

 

🟪 コーヒーの風味は、生産地の気候や土壌の影響を強く受けるため、育った環境で大きく異なります。
そのため、世界の各地で採れるコーヒー豆は、それぞれの地域独自の風味を持っています。

 

銘柄 [産地]

特 徴

キリマンジェロ

[ タンザニア]

強めの酸味と苦味のバランスが良く、甘い香りを持つのが特徴です。

後味はスッキリとした味わいで、ストレートで飲むのがお奨めです。

ブルー マウンテン

[ ジャマイカ]

「コーヒーの王様」と称され、繊細な 味わいで、香り・酸味・苦味・コク のすべてのバランスに優れています。口当たり軽やかで、特に日本で人気です。

コロンビア

[ コロンビア]

酸味と甘味が重厚ですが、バランス が良く、比較的安価なため、ブレンドのベースによく使われます。

エメラルドマウンテンは、コロンビアの中で厳選された高級銘柄です。

モ カ

[ イエメン/エチオピア]

果実のようなフレッシュな酸味と 苦味に、甘味とコクが加わった日本人向きのバランスのとれた味わいです

ストレートで飲むのがお奨めです。

ブラジル

[ ブラジル]

香りの甘さが軽快で、酸味・苦味・コクがともに軽く、バランスが良い味です世界最大の産地で、安価なため、

ブレンドのベースによく使われます。

テマラ

[ グテマラ]

果実のような酸味とビターチョコレートのような甘味があり、深煎りしても、コクがしっかり残るため、ブレンドの

ベースによく使われます。

マンダリン

[インドネシア]

酸味が少なく、他と違ったしっかり した苦味と重厚なコクが特徴です。苦味・コクが強いため、アイスコーヒー

やカフェオレやラテにもお奨めです

ジャワ

[インドネシア]

マンダリン同様香りと酸味がなく、特にカフェインが多いことで、他にない強い苦味があり、ミルクと合い、しっかりと

した苦味を感じることができます

ハワイ・コナ

[アメリカ]

非常に強い酸味・コク・風味を持ちブレンドに使うと良質な酸味を加えることができます。

生産量が少なく価格も高めです。

ケニア

[ケニア]

果実のような酸味と柔らかな苦味・コクを持ったバランスの良い味が特徴です。キリマンジェロと同様にアフリカ産の

コーヒーならではの甘い香りを楽しめます

 

 


 ➊ グアテマラ ➋ コロンビア ➌ ブラジル ➍ ハワイ・コナ ➎ マンダリン・ジャワ ➏ モカ ➐ ケニア ❽ キリマンジェロ
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 コーヒー豆の焙煎

 

 🟪「焙煎(ロースト)」とは、コーヒーの生豆を炒る加熱作業のことで焙煎によってはじめてコーヒー独特の風味が生み出されます。
それぞれの銘柄のコーヒーの特徴的な苦味・酸味・コクは、コーヒー豆そのものが持つ個性ですが、「焙煎(ロースト)」の度合いによっても味わいが大きく変わります。
焙煎の度合いは、本格的には8段階ありますが、大きく分けると「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3段階となります。
🟪 一般的に「浅煎り」であるほどコーヒーの味は酸味が強く、「深煎り」であるほど苦味が強くなります。

   

浅煎り☕

・酸味が強め
・カフェインが多い
・苦味は控えめ
・柔らかい口当たり

   

☕ 中煎り☕

・マイルドな飲み心地
・酸味・苦味・コクのバランスが良い
・芳醇な香り

   

☕ 深煎り☕

・酸味は控えめ
・強い苦味
・深いコク
・濃厚な味わい

   

➊ 浅煎り  ➋ ライトロースト  ➌ シナモンロースト
コーヒーらしい香りやコクはまだ不十分で、一般的に飲まれることはほとんどありません。
➍ 中煎り
➎ ミディアムロースト
まろやかさのある酸味・わずかな苦味も感じられ、アメリカンコーヒーによく使われます。
➏ ハイロースト
弱めの苦味や甘味があり、バランスの取れた味わいで、やや浅めのレギュラーコーヒーに使われます。
➐ 深煎り
❽シティロースト
酸味と苦味のバランスが良い、最も一般的な焙煎度合いです。
レギュラーコーヒーの主流となっています。
➒ フルシティロースト
苦味と香ばしい香りが強く、アイスコーヒーやエスプレッソコーヒーに使われます。
一般的な焙煎度合いです。
レギュラーコーヒーの主流となっています。
➓ フレンチロースト
強い苦味と独特の香りが楽しめ、カフェ・オレやウィンナーコーヒー等ヨーロピアンスタイルに使われます。
⓫ イタリアンロースト
最も深い煎り方で、強い苦味と濃厚で味わいで、エスプレッソやカプチーノなどイタリアのコーヒーに使われます

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 コーヒー豆の挽き方

 

🟪 焙煎したコーヒー豆を淹れるには成分を出しやすくするために、挽いて(グラインドし)、必要な粗さで粉状にします。
挽き具合(粉の粗さ)は、コーヒーの抽出器具に合わせます。
🟪 一般家庭でレギュラーコーヒーは、ペーパードリップやコーヒーメーカーで淹れることが多いため、市販の粉タイプの商品は、器具に合った中細挽きが主流となっています。

 
挽き方  粒の大きさ 味の特徴 抽出方法
極細挽き
グラニュー糖より少し大きめ 一般的なバランス コーヒーメーカー
ペーパードリップ 
エスプレッソマシン
細挽き

 上白糖とグラニュー糖の中間       苦味とコクが強い ウォータードリップ(水出し)
中細挽き

グラニュー糖より少し大きめ コー 一般的なバランス ヒーメーカー
ペーパードリップ 
エスプレッソマシン
中挽き

グラニュー糖とザラメ糖の中間 スッキリしたバランス サイフォン
ネル(布)ドリップ
粗挽き

ザラメ糖くらい 苦味が少なく酸味が
やや強い

カフェプレス

パーコレーター

 

自分の味の好みによって挽き方を変えるのもOK♪

それぞれの抽出方法に合った挽き方がありますが、特に粒の大きさに厳格な基準があるわけではなく、いわゆる〝アバウト〟です。
従って、自分の好みで粗さを変えるのは全然OKですので、以下の原則で自分の好みを見つけましょう。


細く挽く程➠抽出が遅くなり味が濃く苦くなり、細か過ぎると雑味が出ます。


粗く挽く程➠抽出が早くなり味がスッキリし、粗過ぎると薄くお湯っぽくなります。

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 コーヒーメニューの種類

 

🟪 コーヒーは淹れ方により、ドリップ式とエスプレッソ式の2つに大きく分かれます。

 

☕ ドリップ式コーヒー

 


                                 ハンドドリップ(ペーパーマハはネルドリップ)
パーコレーター   フレンチプレス   サイフォン   コーヒーメーカー   水だしコーヒー用
 

 🟪 ドリップは「しずく」を意味し、コーヒー豆を紙などのフィルターによって、自然の重力と浸透圧で抽出する方法で、ドリップ用として、ハンドドリップ・コーヒーメーカー・サイフォンなど色々な器具があります。
🟪 コーヒーをゆっくり抽出するため、それぞれ豆本来の味を引き出しやすいと言えますが、焙煎度合い・挽き方・淹れ方によって濃さ・酸味・苦味・コクなど味わいは大きく異なってきます。

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ブレンドコーヒー
最も一般的なコーヒーの飲み方で、通常2~3種類の豆をブレンドして、ハンドドリップ等で淹れられたコーヒーを指します。
ブレンドの仕方で商品やお店の特徴が出ます。
1種類の豆のみで淹れるストレートコーヒーは、安定的でないため、ほとんどがブレンドコーヒーとして飲まれます。
合わせることで、一定の品質を保つと同時に、それぞれの良さを活かせ独自の味を作り出すことができます。
モカブレンドなど特定銘柄を表記した商品名には、その銘柄の豆が30%以上配合されています。

 

ストレートコーヒー
ブレンドコーヒーに対して1種類(単一産地)のコーヒー豆だけを使用するもので、銘柄ごとに特徴ある苦味・酸味・コク・香りを楽しむことができますが、農産物のコーヒー豆は安定した品質を確保するのが難しく、流通は少なく、販売は専門店などに限られています。
さらに、生産地が同じなだけでなく、細かくエリア・農園が細かく限定され、同じ品種が、他品種とブレンドされることなく一つの銘柄として販売されるコーヒーは「シングルオリジン」と呼ばれます。

 

ブラックコーヒー

ミルクやクリームを加えないコーヒーを指します。
ミルクやクリームを入れたコーヒーを「ホワイト」と呼ぶのに対して生まれた言葉で、本来は砂糖が入っていても「ブラック」と言いますが、最近では無糖コーヒーを指して使われることもあります。

 

アメリカンコーヒー
「浅煎り豆を多めのお湯で淹れたコーヒー」 又は、「お湯で薄めたコーヒー」のことを指す場合もあります。
コーヒーの苦味が抑えられ、軽くゴクゴクと飲めます。
アメリカンコーヒーという名称は、「アメリカ式のコーヒー」という和訳ですが、和製英語で海外では通じません。
モカブレンドなど特定銘柄を表記した商品名には、その銘柄の豆が30%以上配合されています。

 

カフェオレ
フランス語で「カフェ」はコーヒー、「レ」は牛乳を意味します。
通常濃い目にドリップで淹れたコーヒーに、温めた牛乳を半分ずつの割合で混ぜたもので、フランスで朝に飲むコーヒーとして一般的です。
カフェラテ、カプチーノなどとの大きな違いは、カフェオレはドリップ式で作り、カフェラテ、カプチーノはエスプレッソ式で作るため、カフェオレは、それれに比べマイルドな味になっています。

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ウィンナーコーヒー
「ウィンナー」とは、オーストリアの首都である「ウィーン」風という意味で、深炒り豆を濃い目に淹れたコクのある
コーヒーにホイップした生クリームを浮かべた、甘く、まろやかなコーヒーです。
混ぜないことで、飲み進めるにつれて甘味~苦味へと風味の違いを段階的に楽しむことができます。

 

水出しコーヒー
水出しコーヒーとは、お湯を使わず、水でゆっくりと抽出する低温抽出のコーヒーです。
長時間かけて成分を引き出すため、コーヒーの持つ苦味成分が溶け出しにくく、豆本来のうま味を穏やかに味わえる点が特徴です。
抽出方法にはダッチコーヒーと呼ばれる水を一滴ずつ落とす「滴下式」と、家庭でもコーヒーパックで手軽に作れるコーヒー粉を水に浸す「浸漬式」の2種類があります。

 

アイスコーヒー
ドリップ式で淹れたコーヒーに氷を入れたり、氷にコーヒーを注いだりして作る方法(急冷法)と挽いた豆を水に浸けて水出しする方法(浸漬式)の2つの作り方が一般的です。
冷やすと苦味を弱く、酸味を強く感じることから、アイスコーヒーの豆は通常深煎りのものが使われます。
急冷法は香りと苦味が強めでしっかりとした味わいとなり、水出しは、苦味が抑えられ、まろやかな味わいになります。

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☕ エスプレッソ式コーヒー

 

   エスプレッソマシーン   マキエッタ

 

🟪「エスプレッソ」とは、イタリア語で「急行」という意味で、コーヒー豆を、専用のエスプレッソマシンなどを用いて高温・高圧で一気に抽出した酸味の弱く、苦味が強い濃厚なコーヒーです。
素早く抽出するため、コーヒー豆は、通常、中煎り~深煎りで細挽きしたものが使われます。
🟪 一杯分の量はドリップ式の150~180ccに対し、20~30ccと少なく、デミタスカップという小さいカップに注いで味わうのが一般的です。
短時間で抽出されるエスプレッソは、コーヒー豆から雑味成分が溶け出さず、うま味・コクが凝縮されます。
砂糖をたっぷり入れて楽しむのがイタリア流です。

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ミルクを入れたスプレット式コーヒー
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エスプレッソ式コーヒーにミルク(牛乳)を加えて作るメニューには、カフェラテ他、いくつかのバリエーションがあります。

加えるミルクは、蒸気で温めた以下の2種類が使われます。

 

スチームミルク

泡が立たないように蒸気で温めたミルク
表面がきめ細かい泡で覆われ、普通に温めただけのミルクに比べクリーミーです。

 

フォームミルク

蒸気で温められてフワフワに泡立ったミルク[泡] 
ムース状のきめ細かい泡のため、滑らかな口当たりや
甘味の元となり、又、エスプレッソコーヒーの香りを閉じ込めます。

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カフェ・ラテ [イタリア]
エスプレッソコーヒーにスチームミルクを加えたコーヒーで、エスプレッソ:ミルクの割合は、2:8が基本と言われています。
スチームミルクの表面はフォームミルクのように泡立っていて口当たりが滑らかです。
カプチーノに比べ、ミルクを多く使い、その風味が強く、コーヒーの苦味を抑えています。

 

カプチーノ [イタリア]
エスプレッソコーヒーにスチームミルクとフォームミルクを加えたコーヒーで、エスプレッソ:スチームミルク:フォームミルクの割合は、1:1:1が基本となります。
カフェラテに比べ入れるミルクの割合が少ないため、コーヒーの味が強く、ビターな味わいです

 

(カフェ・)マキアート [イタリア]
マキアートとは、イタリア語で「染みのついた」と言う意味で、エスプレッソコーヒーに少量のフォームミルクを加えたコーヒーで、エスプレッソ:ミルクの割合は、3:1が基本となります。
ミルクが少ないため、エスプレッソの風味が強いのが特徴です。

 

(ラテ・)マキアート [イタリア]
カフェ・マキアートとは逆にスチームミルクとフォームミルクの上に少量のエスプレッソコーヒーを注いだコーヒーで、ミルクが多く、エスプレッソの苦味はありませんが、その風味を感じながら、ミルクの滑らかな口当たりを楽しむことができます。

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フラットホワイト
[オーストラリア・ニュージーランド]
カフェ・ラテと同様にエスプレッソコーヒーにスチームミルクを加えたコーヒーですが、カフェ・ラテに比べスチームミルクの量が少なく、きめ細かいため、エスプレッソの濃厚な風味が味わえると同時に口当りはマイルドです。

 

カフェ・モカ [アメリカ]
エスプレッソコーヒーにフォームミルク・チョコレートシロップを加え、さらにホイップクリームがトッピングされる
こともある甘いコーヒーで、エスプレッソ:ミルク:シロップの割合は、2:7:1が基本です。
ほろ苦い風味とふんわりとした甘さが特徴です。

 

アメリカーノ [アメリカ]
エスプレッソコーヒーにお湯を加えたブラックコーヒーで、お湯の量はエスプレッソの3倍が一般的ですが、2~5倍と好みで調整されます。
アメリカンコーヒー同様アッサリしていますが、酸味がほとんどなく、エスプレッソ独特の苦味・コクを軽い飲み口で楽しめます。

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エスプレッソコーヒーの

クレマ・ボディ・ハート

 

エスプレッソコーヒーは、淹れた直後数十秒間のみ豆のタンパク質や油分などによる「三層」が現れます。
出来立てでこの三層を楽しむのがイタリア流です。
🟪クレマ:一番上にできるムース状の金色のきめ細かい泡のことで、滑らかな口当たりや甘味の元となり、又、エスプレッソの香りを閉じ込めます。
🟪ボディ:中間にできる淡い茶色の層で、コーヒーを口にふくんた時に感じるコク・深みと言った風味が凝縮しているメイン部分です。

🟪ハート:一番下の色の濃い層で、エスプレッソの芳醇な香りや、口に含んだ時に残る香りが凝縮しています

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🟪 ラテアート
カプチーノやカフェラテの表面に、ミルクの白とエスプレッソの茶色によるコントラストを使って絵柄を描くことは「ラテアート」と呼ばれ、ハートやリーフの模様が代
表的な絵柄です。

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アイリッシュコーヒー

 

コーヒーに砂糖を入れ、アイリッシュ・ウィスキーを加えて、生クリームを乗せた飲みものです。
ウィスキーの割合によってアルコール度数は様ざまで、1%未満であればコーヒー、度数の高いものはカクテルと言えます。

アイリッシュ・ウィスキーはピート香と呼ばれるウィスキー特有のスモーキーさが弱く、滑らかな味わいが特徴的なウィスキーです。
混ぜずに飲むことで、冷たさの中に温かさが、甘味の中に苦味が入ってきてそれぞれが混ざり合っていく感覚を楽しめます。
コーヒーは、ホットでも、アイスでも合います。

 

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 コーヒーに加える砂糖

 

🟪 コーヒーに加える砂糖は、単に苦味を抑えるだけではなく、風味を変化させたり、コーヒーのおいしさをアップさせる効果もあります。
種類によってコーヒーの味わいが少し異なることから、好みや気分でいくつかの種類の使い分けもお奨めです。

 

 

 

 

 

 

 グラニュー糖

上白糖よりも純度が高く、結晶が大きいことで、サラサラとして溶けやすく、味にクセがないため、コーヒーや紅茶に向いています。

 

 

 

 

 

 

 

 角砂糖

グラニュー糖を立方体や長方形などに成型したもので、1個あたり3~4gと使いやすい砂糖です。
固まっているためすぐに溶けず、風味の変化も楽しめます。

 

 

 

 

 

 

 

 上白糖

グラニュー糖より結晶が小さくしっとりしていて、甘さの強い砂糖で、コーヒーの風味を損ねることはありませんが、甘味が強い分少し重く感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ブラウンシュガー

決まった定義はありませんが、コーヒー専用のものは、キビ砂糖や黒糖から作られている商品が多く、甘さが控えめで、糖分以外の成分も含んでいるため、コーヒーのコクと風味をUPします。
角砂糖タイプと小粒タイプのものがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 コーヒーシュガー

コーヒー専用の砂糖で、氷砂糖にカラメル溶液などを加えた砂糖で、溶けにくいため、甘さを感じるまで少し時間がかかりますが、カラメルの成分(生クリーム・バター・水飴)が、コーヒーの香りと混ざると香ばしさが強くなり、風味をプラスしてくれます。
時間とともに徐々に溶け、味の変化を楽しむことができます。

 

 

 

 

 

 

 抵カロリー甘味料

砂糖の数100倍程の甘味を持つ成分などが原料となっていて、ダイエットや生活習慣病改善などに効果的な砂糖の替りの甘味料には、様ざまな商品があります。
コーヒー用としてスティックタイプの商品も多くありますが、低カロリー甘味料は、ステビアなどが原料の天然甘味料と
アスパルテームやスクラロースなどが原料の人口甘味料に分かれ、砂糖に近い甘味を少量で得ることができます。
商品によって、それぞれ味わいに違いがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ガムシロップ

砂糖は、冷たい飲み物に入れると溶けづらくなりますが、ガムシロップは液体のため、冷たくても混ざりやすく、又、一般的な商品の原料となっている果糖ぶどう糖液糖は、温度が低いほど甘く感じること
から、アイスコーヒーに使われます。
カロリーゼロのガムシロップも販売されています。

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 コーヒーに加えるミルク

 

🟪 ミルクはコーヒーの味をまろやかに、飲みやすくし、胃の粘膜を守ると同時に、カフェインの吸収スピードを抑えてくれます。
コーヒーに入れるミルクも色々な種類があります。

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 コーヒーミルク(コーヒーフレッシュ ・コーヒークリーム)

原料は牛乳ではなく、植物性油脂を主原料として造られます。
常温保存で賞味期限が長いこと、ポーションタイプで使いやすく、価格も手頃なことからコーヒーや紅茶で一般的に使用されるミルクとなっています。
牛乳に比べるとサッパリした味わいで、ミルク感はほとんど感じられません。

 

 

 

 

 

 

 

 クリーミングパウダー<粉末>

多くの商品は、植物性油脂が主原料となっていますが、牛乳由来の成分を原料としている商品もあります。
粉末のため、賞味期限は長く、又、加える量も調整しやすくて、使いやすいのが特徴です。
砂糖やカルシウムを添加した商品もあり、風味・味わいは商品によって様ざまです。

 

 

 

 

 

 

 

 牛乳

カフェラテ・カプチーノ・カフェオレなどクリーミーなコーヒーの場合、牛乳を加えます。
通常、類別名称が「牛乳」となっている成分無調整の牛乳を使います。

 

 

 

 

 

 

 

 豆乳

ソイラテとして、豆乳の健康効果(鉄分が牛乳の10倍~)により、コーヒーのヘルシーな飲み方として一般的になりつつあります。
独特の風味には、好き嫌いがありますが、ハチミツを加えたりして、優しいコーヒーを楽しみたい時にお奨めです。

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ペーパー(ハンド)ドリップ
 VS コーヒーメーカー


一般家庭でレギュラーコーヒーを飲む時は通常、ペーパードリップ(ハンドドリップ)かコーヒーメーカーで淹れますが、その違いを確認しましょう。

 

ペーパードリップ
🟪 メリット
・自分好みの味に調整可能
・蒸らす時間や抽出速度を変えれることで、好みやコーヒーの種類に合わせて淹れ方を微調整でき、その調整結果が味に反映され、コーヒーを淹れるのが楽しくなります。
・特に1~2杯分を作る場合、片付けも簡単
🟪 デメリット
・淹れるのに時間がかかり、淹れ方によって味が違い、不安定
・蒸らしたり、お湯を注ぐ間、ずっと作業をする必要があり、特に量が多い場合大変

 

コーヒーメーカー
🟪 メリット
・簡単・便利で、毎回味が安定
・水と挽いたコーヒー豆をセットし、スイッチを押すだけで、コーヒーが完成し、保温も可能
・特に多くの量を作る時や急いでいる時に便利
・自動的に抽出されるため、誰が淹れても、毎回同じで味が安定
🟪 デメリット
・味の調整ができない、機会を洗うのが面倒
・蒸らすことができず、又、抽出時間を調整できない
・洗う箇所が多く、片づける時は手間がかかる

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コーヒーのサードウェーブとは?

 

🟪 アメリカでコーヒーが広く一般家庭でも 飲まれるようになったのが「ファーストウェーブ」で、スターバックスに代表されるシアトル系深煎りコーヒーが世界的に人気となったのが「セカンドウェーヴ」でそれに続く、第3の波が「サードウェーブ」です。
サードウェーブコーヒーは、浅煎りで抽出された「強い酸味」が特徴で、エスプレッソ系が主流のセカンドウェーブの「深煎り」に対して、サードウェーブではその逆の「浅煎り」で、豆本来のの個性的な味を楽しみます。
サードウェーブコーヒーは、高級ワインのように特定の農園を指定したシングルオリジンの豆を使い、その味わいを引き出す処理、淹れ方をするため、希少で高価格です。
しかし、大量消費の抑制や持続可能な生産などSDGsの思想が根底にあり、ライフスタイルとして、浸透しつつあります。
一方、スぺシャリティコーヒーは、豆自体を以下の基準によって厳選したものです。
国によって定義は異なりますが、日本では、日本スペシャルティコーヒー協会による評価基準に
合致した生産~処理~豆の流通~焙煎~抽出~提供の一連の流れにおいて徹底管理され、味に
ついての厳しい基準をクリアした高品質で、独特の際立った風味を持つコーヒー豆のみをスペシ
ャリティコーヒーとして販売することができます。 
そのため、豆全体の全体の数%しか流通していません。
 
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● バリスタ

バリスタとは、イタリア語で『コーヒーのスペシャリスト』のことを意味し、ワインで言うソムリエのような職業です。
バリスタには、エスプレッソなど様ざまなコーヒーを淹れるスキルだけでなく、コーヒー豆の産地ごとの特徴や違い、焙煎~ブレンド~抽出~トッピングなどコーヒーに関する幅広い専門知識ガ求められます。
さらに、お客様の好みに応じてコーヒーの温度を調整したり、快適な空間づくりに配慮することもその役割です。