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 香辛料

 

予習・復習ドリル

●3択式10問 解答・解説付き


翻訳機能使用可(全言語対応) 
 

 乾物屋さんメッセージ

 

料理に風味、辛味、彩りを与えるだけでなく、特有の健康・料理効果をもたらします。主に「つなぎ・食感の調整・とろみ・衣」の役割を果たす粉類
原料の違いによって食感や用途が明確に異なるため、使い分けが料理を大きく左右します。

A

  香辛料の基礎知識

 

🟪 香辛料は、特有の香りや味、色を利用し、食材の臭み消しや香り付け、辛味付けなど少量で、素材の味を引き立て、料理をおいしくし、食欲を増進する調味料です。
用途に応じて使いこなすことで、料理が楽しく、豊かになります。
香辛料には、「スパイス」「ハーブ」「薬味」がありますが、明確な定義はなく色々な言葉の使われ方がなされているため、特に意識する必要はありませんが、一般的には以下となっています。

🟪️ スパイス: 主に植物の実や種子・地下茎が原料
 🟪 ハーブ  : 主に草の葉が原料
🟪 薬味    : 和食で使う香辛料

 🟪 香辛料は、世界中にありますが、日本では主に和風香辛料と洋風香辛料が使われます。
和風香辛料は種類が少なく、それは、日本ではしょう油や味噌などの麹による発酵調味料とカツオや昆布のだしが深化し、香辛料は素材の味を引き立てる薬味として基本的に単体を少量で使ってきたことによります。
一方、肉食中心の欧米においては、保存や臭み取りのためにコショウなどのスパイスやハーブが必要不可欠で、洋食では、一般的に複数の香辛料を混ぜて使います。

 
【 主な使い方の違い】
🟪  和風香辛料
単体で素材の味の引き立て
 
🟪  洋風香辛料
ブレンドして香りや辛味付け
A

洋風香辛料の4つの効果

 

効 果

加えるタイミング

香辛料の例

香りをつける

仕上げ時

すべての香辛料

臭み消し

下こしらえ時又は 調理中

ナツメグ・ジンジャーなど

辛味をつける

調理中

山椒・マスタード・辛子

唐辛子・コショウ・ショウガなど

色をつける

調理中

ターメリック・サフラン ・パプリカ・くちなしの実など

 

香辛料の商品形態

 

商品タイプ

形 態

フレッシュ(生)

ワサビ・ショウガ・バジル・ミントなど生でそのまま使用するもの

ドラ(乾燥)

単品・ミックス・シーズニング

ホール

原料の原型のもので、ミルでひいて使います。(コショウ等)

あらびき

ホールを粗目に粉砕し、粒を揃えたもの

パウダー

ホールを粉状に粉砕したものターメリック・サフランなど

練り(ペースト)・液体

チューブやびんに入った辛子・わさび・ニンニクなど※ 日本では、香辛料として最も多い形態です。

 

A

  和風香辛料

 

🟪 和風香辛料とは、わさび、和辛子、山椒、唐辛子、しょうが、ゆずなど、日本料理で主に使われる香辛料の総称です。香り、辛味、風味付け、臭み消しとして、和食の隠し味や仕上げの薬味に用いられます。
🟪 主な用法は、刺身や煮物の臭み取り、うなぎの蒲焼の風味付け、鍋物、和え物など、料理の味を引き立てる名脇役です。
A
わさび(山葵)

🟪 鼻に抜ける辛味と、独特のフレッシュな香り が魅力のわさび。

抗菌作用や食欲を増進する効果があり、刺身やそばの薬味として欠かせない香辛料です。

加工わさびの原料になるわさびの種類には、以下の2種類があります。

       

本わさび
日本原産で、渓流・湧き水を利用して造ったわさび田で栽培する「沢わさび」と冷涼で湿気の多い畑地で栽培する「畑わさび」がありますが、同じ種類で、加工用原料としては、通常、生産量の多い畑わさびが使われています。
本わさびは、西洋わさびに比べ、辛味が弱い一方、刺身などの素材を引き立てる清涼感がある特徴的な甘い香りがあります。

   
   
     
西洋わさび(山わさび・ホールラディッシュ)
東ヨーロッパが原産で、全体の約7割が中国から輸入されています。
本わさびに比べると、粘りは少なくシャープな強い辛味がある一方、香りはあまりありません。
すりおろしたものはレホールとも呼ばれ、ローストビーフの付け合わせなどに使われます。
   
   

 

🟪 加工わさびには製造方法により以下の3種類があります。

       
(生)おろしさび

 

生の本わさび・西洋わさびを使用し、調整加工した商品で、チューブ入り・袋入りなどがある一般的な市販商品です。
今は、チューブタイプ商品の大半が(生)おろしわさびとなっています。
本わさびと西洋わさびの比率は商品によって様ざまですが、比率によって、商品の表示は以下のようになっています。

(生)おろしわさびのことで、今は、大半の商品が(生)おろしわさびのため、「生」と表示しない場合も多くなっています。

『本わさび使用』本わさびが50%以上の商品
※ 商品名に「本わさび」と表示できますが、表示していない商品も多くあります。

『本わさび入り』 本わさびが50%未満の商品

   
   
     
練りわさび

乾燥・粉末化した本わさび、西洋わさびに水を加えて練り、調整加工したもので、安価ですが、市販商品は少なく、又、(生)おろしわさびもチューブタイプを練りわさびと呼ぶ場合もあります。

 
     
粉わさび
西洋わさびを乾燥させて粉末化したものを主体とする商品で、水を加えて練って使用します。缶入り、袋入りなどの形態があります。
価格が安価で、長期間の保存ができます。
辛味は一番強い半面、香りに欠けます。

   

 

AA
からし(辛子)

 

🟪 からしは、おでん・トンカツ・納豆など様ざまな料理の味を引き立ててくれる香辛料です。
和からし・本からし・洋からし・マスタードなど色々なからしがありますが、その特徴を知ることで、料理や好みにより合ったものを選ぶことができます。

 

 
からしの原料

🟪 元の原料は、からし種(マスタードシード)と呼ばれる「からし菜」の種子で、辛味の強いオリエンタルマスタードや辛味の穏やかなイエローマスタード、ブラウンマスタードなどいくつかの種類があります。
🟪 さらに、これらがブレンドされて、辛味の強い「和からし」と辛味の穏やかな「洋からし」となります。
*ブレンドの配合はメーカーにより異なります。
市販のからしは、この2つをベースに植物油、食塩、デンプンなどが加えられて造られます。

 

 
 市販のからしの種類と特徴

🟪 辛味の強いオリエンタルマスタードをメインに造られ、鼻に抜けるようなツーンとした辛味が特徴です。
おでんや豚の角煮など、少量でしっかり辛味をつけたいメニューに向いています。

鼻に抜ける辛味と、独特のフレッシュな香り が魅力のわさび。

抗菌作用や食欲を増進する効果があり、刺身やそばの薬味として欠かせない香辛料です。

加工わさびの原料になるわさびの種類には、以下の2種類があります。

       
和からし [練り]
辛味の強いオリエンタルマスタードをメインに造られ、鼻に抜けるようなツーンとした辛味が特徴です。
おでんや豚の角煮など、少量でしっかり辛味をつけたいメニューに向いています。
   
   
     
(本)からし [練り]

和からしと洋からしをブレンドして造られ、辛味を抑えながら、からしの風味を味わえるように調整されていて、シューマイやトンカツなど、からしを比較的多くつけるメニューに向いています。
   
 
     
粉からし
長期保存ができ、他の調味料が入っていないため、からし本来の味を楽しむことができます。
本格的な辛味や風味を味わいたい方に向いています。
   
 
     

A

とうがらし(唐辛子)

🟪 唐辛子は、ピリッと辛く、料理にアクセント をつける大切なスパイスとして世界中で欠かせない香辛料となっています。
原料の唐辛子には様ざまな品種があります。
「鷹の爪」は、日本の代表的な品種の一つで、一味や七味の主要な原料となっていますが、乾燥した丸の唐辛子の商品名も「鷹の爪」と呼ばれます。
🟪 唐辛子の辛味成分はカプサイシンと言う栄養素(ファイトケミカル)で、新陳代謝を高め、体温の上昇、血流の改善などに効果があると言われています。
唐辛子は細かく砕いたり刻んだりするほど、辛味が強くなります。
カプサイシンは、細かく刻むと細胞壁がより多く破壊されるため、染み出しやすくなります。
さらに、 細かくなるほど、口の中で粘膜と接触する面積が大きくなリ、辛さを感じます。

 

🟪 辛さの順序(辛い順)
 ➊ ペ ースト・粉末  ➠ ➋ みじん切り  ➠ ➌ 輪切り  ➠➍ 丸ごと

細かく刻むほど辛いぜ

 

 商品の種類

     

味唐辛子

乾燥させた赤唐辛子だけを細かい粉末状にしもので、唐辛子だけのため、ピりっとした辛さと刺激をそのまま感じることができます。
原料となる唐辛子には、いくつかの種類があり、「鷹の爪」が多いのですが、種類や配合は商品により異なり、辛さの違いがあります。
辛味を強くするため、「ハバネロ」などをブレンドした商品もあります。
一味唐辛子と同様の香辛料は世界中にあり、強い刺激が欲しい時に使用する香辛料です。
🟪️ よく使われるメニュー  🟪️
エビチリ・麻婆豆腐・唐揚げ・野菜炒め・ピザ・カレー(食べる前に振りかけ)など

   
   
     

七味唐辛子

赤唐辛子を主に、数(6~9)種類の原料を混ぜて作られる香辛料です。
一般的には、赤唐辛子の他に山椒・生姜・ごま・陳皮・けしの実・麻の実などが配合されていますが、商品によって使われる原料や配合が異なるため、それぞれ味わいが少しずつ異なります。
6種類や9種類の原料で作られるものもありますが、縁起が良いという理由で「七味」という名称に統一されています。
一味に比べ辛味は少ない一方、豊かな風味と香りがある日本独自の香辛料で、海外でも注目されています。
🟪️ よく使われるメニュー 🟪️
うどん/そば・味噌汁/豚汁・浅漬け・焼き鳥・牛丼・焼き魚など

   
   
     
輪切り唐辛子
辛味の強い赤唐辛子を使いやすい輪切りにしたもので、和洋中で便利に使えます。
輪切りや丸の唐辛子(鷹の爪)は、一味のように直接辛味を味わうというより、料理の風味づけに使われますが、辛味と風味は、輪切りの方が強くなります。
🟪️ よく使われるメニュー 🟪️ 
浅漬け・きんぴら・ペペロンチーノ・南蛮漬け・モツ鍋など

   
   
     
鷹の爪(丸の唐辛子)
赤唐辛子(鷹の爪)を乾燥した丸のままの商品です。
調理の最初に油とともに加熱すると、辛味を十分に引き出すことができます。(テンパリング)
細かく刻んだり、種とワタを取り除いたりすることで、辛味を調整します。
🟪️ よく使われるメニュー 🟪️ 
炒め物、パスタ、煮物、漬物(白菜や糠床)
   
   
     
糸切り唐辛子
辛味の少ない赤唐辛子を乾燥させて細く糸状に切ったものです。
鮮やかな赤色をしていて、中華料理や韓国料理などの仕上げに飾りとして少量あしらわれます。
そうめん・焼きそば・うどんなどにのせてもその鮮やかな色が食欲をそそります。
   
   
     
韓国産唐辛子
赤唐辛子の中でも、辛味が少なく、甘味・うま味と独特の風味がある品種で粉末や粗びきがあります。
多めに使ってもそれほど辛くなく、おいしそうな赤い色と唐辛子の風味を料理につけることができ、粉末をキムチ・サラダ・韓国風チゲ・焼き肉などに使います。
   
   
     
生七味唐辛子
赤七味の素材を生でペースト状にしたもので、乾燥の七味唐辛子に比べ、生ならではの強い素材の風味・香りがします。
商品によって、原料が若干異なり、風味も違いますが、基本的に赤唐辛子と山椒がベースとなっています。
うどん・鍋物・豚汁・焼き肉・焼き鶏・焼き魚・納豆など、様ざまな料理に使えます。
   
   
A  

さんしょう(山椒)

 

🟪 山椒は、日本原産のミカン科の植物で、花・果実・葉などすべてに独特の香りとヒリヒリする唐辛子の辛味と異なったしびれる辛味があります。
辛味成分はサンショオール(ファイトケミカル)で、食欲増進、血液循環、利尿作用を高める等の効果が期待されます。
生の若葉は「木の芽」と呼ばれ、タケノコご飯やおすましの薬味として使われます。

 

 

 商品の種類

粉山椒

乾熟した実の皮を乾燥し、粉末にしたもので、うなぎの蒲焼に欠かせないものとなっています。
ピリッと刺激的な特徴のある辛味が味噌や醤油にとても合い、味噌汁に振りかけても独特の風味を味わえます。
🟪️ 使われるメニュー  🟪️
うなぎの蒲焼き・鶏の照り焼き・魚の煮付け・牛肉のしぐれ煮・唐揚げ・フライドポテト・サワラの塩焼き

   
   
     

花椒(かしょう・ホアジャオ)

熟した実の皮を乾燥し、粉末にしたもので、うなぎの蒲焼に欠かせないものとなっています。
ピリッと刺激的な特徴のある辛味が味噌や醤油にとても合い、味噌汁に振りかけても独特の風味を味わえます。

🟪️ 使われるメニュー 🟪️
麻婆豆腐・担々麺・チンジャオロースなどの四川料理・炒め物・唐揚げの味付け(花椒塩)・餃子のタレ・漬物など

   
   
     

A

その他の和風香辛料

 

しょうが(生姜) 

しょうが(ジンジャー)は古くから世界各国で使われてきた香辛料で、その爽やかで刺激的な香りとシャープな辛味が素材の臭み消しや風味付け、薬味として利用されています。
強い辛味はジンゲロンとショウガオールによるもので、整腸効果・体を温める効果があります。
レシピで「生姜ひとかけ(1片)」とあった場合、チューブタイプでは、大さじ1(約15g)、長さにして約4〜5cmを目安にします。
🟪️チューブしょうが使われるメニュー  🟪️
炒め物、煮物、下味(肉・魚)、薬味(冷奴・そうめん)、ドレッシングなど

   
   
     

にんにく

赤にんにく(ガーリック)は、その特有の強い香りが食欲をそそり、肉や魚の臭み消しに高い効果があります。
香りはアリシンによるもので、ビタミンB1の吸収率を高め、エネルギー代謝を促進し、スタミナ回復の効果があります。

チューブタイプ(おろしにんにく)は、生のにんにくよりも香りや辛みが控えめなため、多くの料理になじみやすい
「ニンニクひとかけ(1片)」は、チューブタイプでは、小さじ1(5~6g)弱、長さにして約1.5〜2cmを目安とします。
🟪️ チューブにんにくが使われるメニュー 🟪️
炒め物・パスタ・肉・魚の下味・タレ・ドレッシング・薬味など

   
   
     
ゆず(柚子)こしょう
“こしょう”と呼ぶものの、こしょうは入っておらず、青唐辛子を刻んだものにユズの果皮をすったものを入れて塩を加えて練りつぶし、少し熟成させた香辛料です。
九州の一部の地方では古くから唐辛子のことを「コショウ」と呼んだためこの呼び名が一般的になりました。
ピリッと辛く、鍋料理などに使い、九州では一般的な万能香辛料です。
🟪️ 使われるメニュー 🟪️ 
その他のゆずを使った薬味
● ゆず粉末(ゆず皮粉):  乾燥させた皮を粉末にしたもの。うどん、味噌汁、唐揚げなどに直接振りかけて香りを楽しみます。
● ゆず入り七味  :  七味唐辛子にゆずの皮を加えたもの。うどんやそばの香辛料として人気です。
● ゆず塩 : 黄ゆずの皮と塩をブレンドしたもの。
● ゆずスパイスソース/ミックススパイス :  肉料理などにも合う、洋風にアレンジされたもの。

   
   
     
もみじおろし
もみじのように赤く色づいたダイコンおろしのことで、通常は、ダイコンに赤唐辛子を詰めて、一緒にすりおろして作ります。
ダイコンおろしのミズミズしさに、ピリッとした辛味があり、赤唐辛子だけでは辛味が強すぎるため、ニンジンを入れたソフトタイプの商品もあります。
🟪️ よく使われるメニュー 🟪️ 
鍋料理・天ぷら・ふぐ料理・ざるそばなど
   
   
     
くちなしの花
和食で黄色い色づけに使われる香辛料です。
栗きんとんや漬物・お菓子に使われ、香りや味はほとんどありません。

   
   
     
かんずり(寒造里)

雪にさらした唐辛子をすりつぶし、麹と塩・ユズなどを加えて熟成させた香辛料で、かどが取れた円い辛味と塩気、麹の甘味、ユズの香りがよく調和して、鍋料理のポン酢に加えたり、焼肉・冷奴・ラーメンの薬味など、幅広い料理に用います。
妙高地方・上越地方では一般的な香辛料です。
   
   
   

 

A

 その他香辛料

 

 

コチュジャン

主に韓国料理に使われ、もち米(や米)を発酵させ、唐辛子を加えて熟成させた甘辛い調味料です。
原料の韓国産唐辛子は辛味が弱く、米は発酵させると甘味が出て、市販の商品の多くは、砂糖なども入っていて、子供でも食べやすいものとなっています。
🟪️よく使われるメニュー🟪️
韓国料理のビビンバ・トッポギ・タッカルビ・冷麺

   
   
     

豆板醬

主に中華(四川)料理に使われ、そら豆に発酵大豆と米・唐辛子・ごま油などを加えて熟成させた調味料です。
コチュジャンに比べ、甘味はなく、強い辛味と塩気が特徴的で、加熱することで香りが立つため、料理に加えると刺激的な味わいになります。
🟪️よく使われるメニュー🟪️
中華(四川料理)の麻婆豆腐・担々麺・ホイコーロなど

   
   
     
五香粉(ウーシャンフェン)

“中国の代表的なミックススパイスで配合に決まりはありませんが、通常は、花椒・クローブ・シナモン・の3つに加え、八角(スターアニス)・フェンネル・ちんぴのうち2種、計5種類が混ぜられます。
シナモンや八角などの甘くエキゾチックな香りで、炒め物や揚げ物・煮物などに中華風の風味を付けることができ、加えることでとグッと深い味わいを出すことができます。
🟪️ 使用用途 🟪️ 
肉料理の臭み消しや香り付け・揚げ物の下味・炒め物・煮込み
   
   
     
松の実
赤松の実を乾燥させたドライフルーツですが、サラダのトッピングやソース・炒め物・和え物・クッキーや和菓子などにも使われます。
コクと甘味が強く、ごま程の香りがないため、どんな料理にも合います。
🟪️ 使用用途 🟪️
ジェノベーゼソース・サラダ・お粥・炒め物のトッピング
   
   
     

A

  洋風香辛料

🟪 和食で使う香辛料は、素材の味を引き立てる目的で種類も少なく利用は限られますが、ヨーロッパで発展した肉食文化においては保存や臭み取りのためにスパイスやハーブは料理に欠かせないもので、代表的なコショウ、唐辛子以外に多くの種類があり、それぞれが料理の風味を増す独自の特徴を持っています。
🟪 洋風香辛料は、複数の種類をミックスして使う場合が多く、合せることでそれぞれのとがった香りや辛味を消し合うことで、丸みのあるふくよかな風味となります。
複数の香辛料を混ぜたミックススパイスとしては、カレー粉・ガラムマサラ・五香粉などがあります。
シーズニング(スパイス)は、香辛料に塩や砂糖などの調味料を加えたもので、味つけ、風味づけが手軽にできる調味料として、塩コショウほか市販品の代表的な商品としてクレージーソルトやマジックソルトなどがあります。

A
  コショウ(胡椒)

 
🟪 食材の臭みを消し、さわやかな香味とピリッとした辛味を付けるコショウ。
肉や魚料理、サラダなど様々な洋風料理~ラーメンまで欠かすことのできないスパイスの一つです。
🟪 インドが原産のコショウは、熱帯地域のみでしか栽培されていないため、日本のコショウは100%輸入品です。
主に使われるのは一種類だけで、収穫時期や加工の仕方で3種類(ホワイトペッパー・ブラックペッパー・グリーンペッパー)のコショウが造られます。
🟪 日本で市販される一般的な卓上コショウは、ブラックペッパーとホワイトペッパーをブレンドしたものです。
コショウの商品の形態としては、ホール(粒)とパウダー(粉末)があり、使い分けることで、より風味を楽しむことができます。

コショウの辛味成分はピペリンで、血管を広げて血流を良くする働きがあります。

 

 商品の種類

     

ホワイトペッパー(白コショウ)

熟した実を水に浸し、皮をとって乾燥させたものです。
ブラックペッパーに比べ辛味が弱く、上品な香りがあり、マイルドです。
🟪️ よく合うメニュー🟪️
白身魚や鶏肉などの淡泊な素材を使う料理
ホワイトソースやポタージュなど色の薄い料理

   
   
     

ブラックペッパー(黒コショウ)

実が熟す直前に摘み取り、皮ごと乾燥させたものです。
ホワイトペッパーに比べ、香りと辛味が強いのが特徴です。
*皮に香りがあり、熟してないことで、辛味成分が多く残っていて、香りを楽しむため、ホールや粗びきなどの商品があります。
🟪️ よく合うメニュー🟪️
ステーキを代表とする味の濃い肉料理全般
 

   
   
     
グリーンペッパー 

辛実が熟す直前に摘み取り、乾燥させて、塩漬けにしたものです。
一番マイルドで、爽やかな香りと辛味が特徴です。
🟪️ よく合うメニュー🟪️ 
ステーキソース・サラダドレッシング

   
   
     
ピンクペッパー
一般的にはコショウボクというコショウとは異なる種類の実を乾燥したものです。
刺激的な辛さはなく、ほんのりとした甘味と酸味があり、丸のまま、又は、軽く指でつぶしてパラっと振りかけます。
🟪️ よく合うメニュー🟪️ 
クリームソース・カルパッチョ・サラダなど
   
   
     
卓上コショウ(ブレンド)
日本食に合うようにホワイトペッパーとブラックペッパーとをバランス良くブレンドし、粉末にした、日本独自の香辛料です。
ブラックペッパーだけや粗びきの商品もあり、好みや料理に合せて便利に使えます。
   
   
A    

   チリ[唐辛子]関連商品

 
🟪 世界的に栽培され、香辛料の原料となっている唐辛子は、メキシコが原産地と言われ、英語では一般的に「チリ(Chili)」と呼び、様ざまな種類があり、料理に使われています。
 

 商品の種類

 

 

   

チリペッパー

乾燥した赤唐辛子のみを粉末にした香辛料で、日本の一味唐辛子同様に強い辛味と刺激をそのまま感じることができます。
世界的に色々な唐辛子から造られ、各国の様ざまな料理で辛味付けとして日常的に使われています。
🟪️ よく使われるメニュー🟪️ 
麻婆豆腐などの中華料理・アジア料理・カレーなど

   
   
     

レッドペッパー

一般的には、チリペッパーに比べ焙煎した赤唐辛子をベースに、他のスパイスやハーブも加えた粗びき状のミックススパイスを指します。
日本の七味とうがらし同様に、唐辛子以外の原料も入っているため、チリペッパーに比べて辛味が弱く、焙煎による香ばしさが特徴です。
乾燥した唐辛子のみが原料のチリペッパーに対して、焙煎した唐辛子も混ぜた唐辛子のみを原料とした商品をレッドペッパーとする場合もあります。
🟪️ よく使われるメニュー 🟪️ 
スペイン料理・メキシコ料理・ピザ・カレーなど

   
   
     
チリパウダー
チリペッパーとは異なり、赤唐辛子をベースにニンニクやクミン・オレガノ・パプリカなどのスパイスやハーブを加えた粉末状のミックススパイスです。
パウダー状で他の香辛料も混ざっていることで、チリペッパーに比ベ、辛味は弱い一方、香りがあり料理に馴染みやすいのが特徴で、粉末のため、レッドペッパーよりは辛味は強くなります。
🟪️ よく使われるメニュー 🟪️ 
メキシコ料理・スペイン料理・タンドリーチキン
   
   
     
カイエンペッパー
赤熟した赤唐辛子を乾燥させて造る香辛料のことで、唐辛子の種類や製造方法による名称ではありません。
チリペッパーの別名で同じものと考えて問題はなく、料理人は唐辛子のことをよくカイエンと呼びます。
   
   
     

ホットソース(チリペッパーソース・タバスコ)
唐辛子・酢・塩を混ぜて熟成させたソースを指します。
ピリッとした刺激的な辛さと酸味が特徴で、唐辛子の種類により、パラペーニョソース、ハバネロソースなどがあり、タバスコは、米国マキルヘニー社の商品で、ホットソースの代表的なものです。
メキシコのサルサソースや世界で一番辛いソースとして有名なデスソースもホットソースです。
🟪️ よく使われるメニュー 🟪️ 
ホットドッグ・ハンバーガー・ピザ・パスタ・タコス・ブリトーなどのメキシコ料理

   
   

 

   
チリソース
トマトソースに赤唐辛子・塩・香辛料・酢などの調味料を加えたソースで、ホットソースに比べると辛さは控えめです。
魚介類に適したソースですが、鶏肉や卵料理にも合います。
🟪️ よく使われるメニュー 🟪️ 
エビチリ・チキンナゲット・フライドポテトなど揚げ物
   
   
     
スイートチリソース

 

赤唐辛子・砂糖・酢・ニンニク・塩を原料とした甘辛く、軽い酸味の効いた透き通った赤色のソースです。
タイ料理・ベトナム料理などで使われます。
よく使われるメニュー
生春巻き・フライドチキン・フライなどのディップソース

   
   
   
サルサとタコソース
「サルサ」は、スペイン語で「ソース」のことで、数種類ありますが、一般的には、トマト・玉ネギ・ピーマン・青唐辛子(パラペーニョ)等に、塩・砂糖などを加えたものでタコスの他、様ざまな料理のトッピングやチップ(トルティーヤ)のソースに使われます。
「タコソース」は、サルサの中でもタコス専用に造られたソースで、酸味を抑え、コーンスターチや片栗粉を加えて粘り気を強くしたものです。
よく使われるメニュー
🟪️ タコス・揚げ物・エビチリなど 🟪️ 
 
 


    タコスとブリトーの違い 

 

両方ともトルティーヤ(薄焼きのパン)に具材を乗せて二つ折りにしたもので、通常はタコスのパンには、トウモロコシ粉が入っているコーントルティーヤが使われて食感が固く、ブリトーは小麦粉だけのフラワートルティーヤが使われ、柔らかく、食べやすくなっています。

 

 

 

 

A

 唐辛子の辛さのランク

 

唐辛子は、世界に100種類ほどあると言われていますが、その中で一般的な市販商品の原料として使われるものはごく一部です。
唐辛子は種類によって、辛さのレベルが大きく異なり、商品は、その配合によってそれぞれ特徴があります。

 

スコヴィル値(SHU)

唐辛子の辛さを示す単位で、唐辛子に含まれる辛味成分カプサイシンの量から割り出した数値

 


➊ パラぺーニョ:アメリカ、メキシコでは一般的な唐辛子で、香辛料の原料だけでなく料理の材料にもなります。
➋ 韓国産唐辛子:キムチなど韓国料理で主に粉唐辛子にして使い、辛さの中に甘味とうま味がある独特の風味が特徴です。

➌ タバスコペッパー:定番のタバスコソースの原料となっています。
➍ 鷹の爪:日本・中国において、一般的な唐辛子です。
➎ プリッキーヌ;タイでは一般的な唐辛子で、トムヤンクンなどのタイ料理に使われます。
➏ 島唐辛子:沖縄や小笠原諸島で採れ、実が小さい一方、辛味と香りが強いのが特徴です。
➐ ハバネロ:鷹の爪の20倍程の辛さがあるインド原産の唐辛子
➑ キャロライナ・リーパー:鷹の爪の6倍程の辛さがありますが、辛いだけでなく、柑橘系の香りがあります。
➒ ブート・ジョロキア:鷹の爪の40倍程の辛さがあるアメリカ原産の唐辛子

A

 タバスコのコト

タバスコ(TABASCO)は、アメリカのマキルヘニー社が製造する発酵辛味調味料の商品名で、ホットソースの一種です。
刺激のある辛さとうま味が人気で、ピザやパスタには定番のソースとなっています。
基本のタバスコ(ペッパーソース)は、唐辛子・岩塩・ビネガーのみから造られますが、原料の唐辛子や味付けの違いで、いくつかの種類があり、色々な辛さと味わいを楽しめます。
代表的なものとして以下の商品があります。

 

🟪 タバスコ・ペッパーソース
「赤のタバスコ」と呼ばれる代表的なタバスコで、どんな食材にも合う味わいと刺激的な辛さのバランスがよく、世界中で支持され続けています。
ピザ・パスタ・タコス・魚介の煮込み料理などとの相性が良く、シンプルな味わいで、トマトジュースやカクテルの隠し味などにも使われます。

 

🟪 タバスコ・パラペーニョソース
「緑のタバスコ」として日本でも定着しつつあり、辛味が弱いメキシコ原産の青唐辛子パラペーニョが使われ、辛味を抑え、うま味があります。

辛さはペッパーソースの約1/5とされ、ジューシーでさわやかな辛さが特徴で、ペッパーソース同様に、ピザ・パスタ・サラダ・魚介料理など、幅広い料理に合います。

 

🟪 タバスコ・ハバネロソース
激辛のハバネロ唐辛子にマンゴー・パパイヤ・バナナなどのピューレを加えたタバスコです。
辛さはペッパーソースの約2倍ですが、ただ辛いだけではなく、南国のフルーツのうま味、甘味がバランスよくブレンドされていて、エスニック料理やカレー・ピザ・パスタに合います。

 

A

 

 スパイスの 

「ホール」と「パウダー」

  

🟪 スパイスには、黒コショウのように、果実や種を乾燥させただけの原型である「ホール」とそのホールをひいて粉にした「パウダー」の2種類の形状の商品があり、その特徴を知り、使い分けることでスパイスは活きます。

ホール(スパイス)
スパイスの香りや辛味のもとは揮発性の成分で、殻や皮で覆われた内側に存在しています。
ホールスパイスは、ひいたり砕いたりすることで殻が壊れ、その風味を引き出すことができます。 
仕上げに振りかける場合など、その都度ミルでひくことにより、新鮮な香りと辛さを楽しめます。
ホールスパイスは長時間加熱しても香りが残るため、煮込み料理や炒め料理などに使われます。
又、「テンパリング」という油にスパイスを加えて熱し、油にスパイスの香りを移す調理も本格的なカレーや炒めものを作る時に行なわれます。
スパイスの香り成分は油に溶けやすいため、油に移った香りが料理全体に行き渡ります。

パウダー(スパイス)
すぐに使えて、分量も調整しやすく、粒が細かいため、混ぜやすく、素材に練りこんだり、下ごしらえや仕上げに振りかけるなど便利に使えます。
スパイスの香りや辛味は、粒が細かくなればなるほど強く感じるため、加えた直後に香りが引き立ち、ホールに比べて風味を強く感じますが、ひきたてのようなフレッシュ感はありません。
又、加熱により香りが飛びやすいことで、加えるタイミングを考え、保管に関しても、香りが逃げないように密閉容器でしっかりフタをしめることが大切です。
  

 

   テンパリング

🟪 料理でテンパリングは、スパイスを油で炒め、その香りを油に移すことを指します。
スパイスの香りはテンパリングによって引き立ち、又、油に溶け込むことで、料理全体にまんべんなく行き渡り、最後までおいしさがキープされます。
シンプルなパスタであるペペロンチーノでは、テンパリングにより、ニンニクや唐辛子・ブラックペッパーの香りを、ソースとなる油に十分に溶け込ませておくことが大切です。
スパイスから作るカレーでは数種類のホールスパイスの香りをテンパリングで油に移すことが重要となります。
さらに、スパイスの香りを強調したい時は、調理の最後にテンパリングした油をかける場合もあります。
中華料理では最後に熱したネギ油を回しかけたりしますが、普段のカレーでも仕上げにスパイスをテンパリングした油をかけるだけで本格的なスパイシーなカレーになります。
🟪 チョコレートの口当たりを滑らかにするために湯せんして溶かす焼き戻しのこともテンパリングと呼ばれますが、料理で行うテンパリングとは別の意味です。

 

A

  マスタード

🟪 マスタードは、英語で「からし」全般のことですが、単に洋からしを指す場合もあります。
🟪 粒の有無や原料(イエロー、ブラウン等)で風味や用途が異なり、肉料理やサンドイッチ、ドレッシング、ピクルスなどに適しています。
 

 商品の種類

 

 

   

イエローマスタード

辛味の穏やかな洋からし(主にイエローマスタード)にターメリックやワインビネガーなどを加えたもので、クリームの様になめらかな舌ざわりで、ハンバーガーなどのトッピングによく使われます。
*アメリカンマスタードとも呼ばれます。
🟪️ よく使われるメニュー🟪️ 
サンドイッチ・バーガー・ホットドッグ・フライドポテト

   
   
     

粒入りマスタード

皮ごとつぶしただけのマスタードシード
(主にブラウンマスタード)にワインビネガーを加えたもので、プチプチとはじけるような食感が楽しめ、辛味は抑えられています。
🟪️ よく使われるメニュー 🟪️ 
スソーセージ・ハム・チキンステーキ・とんかつ・唐揚げ・ふかしたジャガイモ

   
   
     
ディジョンマスタード

マスタードシードの辛味の元となる外皮を除いてすりつぶし、白ワインやワインビネガーを合わせて造ることで、まろやかで風味のある上品な辛さで、舌触りがなめらかなのが特徴です。
フレンチのソースやドレッシングに欠かせない香辛料でフレンチマスタードとも呼ばれます。

🟪️ よく使われるメニュー 🟪️ 
サンドイッチ・ソーセージ・肉の煮込み・炒め物

   
   
A    

 
世界の香辛料
(スパイス・ハーブ)